ベランダ植物園~東京の下町から~

【休日の朝6時更新】東京の下町。猫の額ほどのベランダですくすくと成長する植物の成長を愛でる日記。

杏仕事~あんずジャムとあんずのシロップ漬けの作り方~

必殺仕事人シリーズ第三弾は、

杏仕事。

 

今年は加工用のあんず2㎏を

購入しました。

 
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(手前)あんずジャム、(奥)あんずのシロップ漬け 

 

信販売で購入してみました。

熟してとっても美味しそうなものでした。

 

あんずの性質上、すぐに傷んでしまうので、

熟れてカビてしまっているものや、

虫が入っているものもあるが、

それは仕方ないですね。

生き物ですから^^

 

種を取ったら、

大粒のあんず400g

小粒のあんず400g

ばらつきのあるもの800g

と分けられたので、

 

大粒のあんず400g→シロップ漬け(大粒)

小粒のあんず400g→シロップ漬け(小粒)

ばらつきのあるもの800g→ジャム

という内訳で作った。


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●あんずのシロップ漬けの作り方

[材料]

・あんず 800g

・上白糖 800g

・水 800mL

→中瓶(約450mL)が2~3個できる量。今回、900mLの大瓶2個で作ったら、両方とも半分くらい余ったので、中瓶で作れば良かったと反省。

→今回は、大粒と小粒のあんずを別々に処理したので、400gずつ調理した。いきなり800gよりもその方がやりやすいと思う。

→完成したものを食べていない状況では、大粒と小粒の違いが良くわからないので、一緒にしても良かったかもしれない。

 

1.あんずの大きさを見て、丸または2つ割にする。

→作業が結構時間がかかります。この時に、あんずの仁を種から取り出しておきます。くるみ割りのような器具が無いと、不可能に近いので、予め準備しておきましょう。

2.あんずを湯通し(80~90℃)し、煮沸したビンに形良く詰める。

 あれば、仁も詰めると香りがついて良い。

3.熱いシロップを2.に注ぎ入れ、しばらくおく。

4.しばらく様子をみて3.にまたあんずを詰める。(二度詰め)

5.4.にフタをし、半回転戻したものをビンごと煮沸し、

 脱気7分、しっかり締め6分殺菌。

 


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●あんずジャムの作り方

・あんず 800g

・氷砂糖 800g

→小瓶(約150mL~200mL)が4個くらいできる量.

 

1.あんずが傷つかないよう優しく水洗いし、

 あんずのへたを楊枝等で取り除きます。

2.あんずをアボカドを切る要領で包丁で半分に切り、

 種を取り除きます。

4.あんずに砂糖(今回は氷砂糖)をまぶし、一晩置きます。

→参考にしたHPでは、砂糖は半分の量をここで入れ、熱するときにもう半分入れるのがよくある作り方のようです。今回は、氷砂糖を使うなど、予定を変更してのジャムづくりだったので、今回は全ての量の砂糖をまぶすした。

→参考にしたHPでは一晩など置かずに、すぐに作業していました。ただ、3の作業にすごく時間がかかるので、中断するなら、ここという意味合いも込めてここで一旦一晩置いた。

5.鍋に砂糖漬けにしたあんずと香り付けにあんずの仁も一緒に入れ、よくかき混ぜながら煮ていきます。

・とにかく焦げるのが怖かったので、弱火で長時間煮ましたが、強火を推奨しているレシピが多かったです。水分を出すことが目的なので、長時間煮る覚悟でしたので弱火にしました。

6.かき混ぜる手を止めると、アクが出てきますので、こまめにアク取りをします。

7.コップテストをし、あらかじめ煮沸したビンに詰める。

8. 沸騰した湯の中に7のビンを逆さに入れ5分殺菌する。

コップテスト:コップに水を入れ、ジャムを落とし、散らずにスーッと落ちれば良い。)

 

1ヶ月くらいなじませてから食べようと思います。

あんずジャムはあんずジュース、

シロップ漬けはあんず白玉にしようと思っています。

ですので、味の評価は後日。

保存面からかなり甘めに作りましたので、

甘すぎたら砂糖の量を減らします。

 

参考レシピ:

 ★あんずのシロップ漬けの作り方

あんずをつかったレシピ|生あんず販売 あんずの里ドットコム

★あんずジャムの作り方

杏ジャムづくり

 

本日の脇役

ビカクシダ

 Platycerium Netherlands

シュガーバイン

Parthenocissus sugarvine

梅仕事~青梅ジュースの作り方~

第ニ弾は梅仕事。

青梅で梅ジュースを作りました。

 

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●梅ジュースの作り方

[材料]

・青梅 1kg

・ 氷砂糖 1kg

 

→今回は、1.5Lの瓶を2つで作りました。

初めのうちは、梅と氷砂糖を重ねると、

隙間があるので、時間が経つとカサが減ります。

それと、梅を取り除くと、半分くらいの量になります。

ですから、最終的にできるシロップは1.5Lくらいになります。

 

1.青梅を水で一つ一つ綺麗に洗う。

2.水気をふき取り、ヘタをとる。

3.冷凍庫で一晩冷凍する。

4.水気を拭き取った青梅と氷砂糖をビンに交互に入れていく。一番上は、氷砂糖になるようにすると良い。

5.冷蔵庫入れ、3週間経ったら、梅をビンから取り出す。

6.鍋で15分くらい弱火でアクをとったら完成。

 ポイント:火が弱かったのかもしれないがアクは出てこなかったので、滅菌のためにした感覚。

 →冷蔵庫で1年くらい保存可能。

 →水などで5倍程度に薄めて飲む。

 

甘味:★★★★☆

酸味:★★★★☆

風味:★★☆☆☆

 

さっぱりとして美味しかったのですが、 

十分ですがほんの少し風味が少し足りない気がしたので、

来年は、熟した梅を使うとか、

砂糖の種類を三温糖とか甜菜糖とかで試してみたいです。

 

 参考レシピ

★青梅を使った梅ジュース(梅シロップ)の作り方

かんたん、美味しい梅ジュースの作り方

 

すごく簡単です。

今年の夏は植物の恵をいただいて、

夏バテせずに暮らしていきたいと思います。

 

本日の脇役

ポトス  エンジョイ

Epipremnum aureum 'N' Joy'

ミント3兄弟

予想外の5月の猛暑、

虫の被害により、

ミントが瀕死状態です。

 

剪定後に、

いきなり猛暑になり、

慌てて水を与えすぎ、

徒長してしまいました。

 

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6月中旬のミント三兄弟。左からペパーミント、クールミント、スペアミント 

 

そして、この写真の数日後、

新芽が虫にものすごく食べられてしまい、

悲しくなってしまいましたが、

伸びた茎を土に埋めて、

元気にミントが育つのを待っています。

 
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何度も虫に襲われた後、なんとか成長している今日のミント三兄弟。

 

夏にモヒートが飲みたくて購入したんだけど、

今年の夏に飲めるかなぁ?

大量に収穫出来たら、

ミントシロップとかも作りたいと

思っています。

 

早く元気になるといいなぁ。

 

本日の主役

スペアミント

Mentha spicata

ペパーミント

Mentha x piperita

クールミント

Mentha arvensis var.agrestis

ローズマリーの摘心

野菜プランターの香草たちは、

 

kitchensciencelab.hatenablog.jp

 

前回の写真の数日後、

見るも無惨に虫に食べられ、

穴だらけになっております。

 

週一で散布している薄めた木酢液では

限界が来てしまったようです。

今日はものすごく大きい幼虫が二匹。

(まだ紹介していない)ミント畑や盆栽にも

被害が及んできたので、

仕方なく農薬を使うことにしました。

 

という話はまた別の機会で。

 

今日は、

摘心の話がしたかったのです。

摘心というのは、

 

剪定の一種で、

樹の新梢の先端や茎の先端の芽(頂芽)を摘むこと。

必要以上に伸びるのを止め、

わき芽の発生や開花、

結実を促すため、

あるいは形を整えるために行う作業です。

 

分かりやすい動画がこちらです。

 

www.youtube.com

 

ローズマリー

春に摘心した結果が少しずつ出てきました。

 

ローズマリーは、

また収穫とは別で、定期的に見た目を整えたり、

風通しをよくしたりするため

葉や茎を切ってあげる「剪定(せんてい)」が必要になります。

時期に関しては、

花が終わった後が基本と言われていますが、

春と秋が最適です。

極端に暑い・寒い時期を避ければOKだそうです。 

 

うちのローズマリーは、

立性のトスカナブルーという種類です。

特に料理用に適した品種で、

強健種で剪定後の回復が早いと言われています。

成長すると、淡い青花が咲くようです。

早く大きくなってもらいたいものです。


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 5月(剪定後すぐ)


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6月 前半

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 6月後半


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 7月前半

あれ??

写真だと分かりにくいけど、

結構大きくなりました。

この夏に大きく成長してほしいです^^

 

本日の主役 

トスカナブルー・ローズマリー

Rosmarinus officinalis 'Tuscan Blue'

紫蘇仕事~赤じそジュースの作り方~

今年から我が家では、

シロップを作り始めました。

水や炭酸水などで割ってジュースにしようと

思っています。

 

2017夏の陣・必殺仕事人シリーズと題して、

初夏のシロップ作りをしていきます。

 

参考にしたレシピと共に、

自分が作ったレシピを

記していこうと思います。

 

みのすけ流レシピの

完全版の備忘録作りが最終目標です。

 

必殺仕事人シリーズ第一弾は、

紫蘇仕事。

 
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※シロップ(左)は瓶に詰め、水で薄めてジュース(右)にしました。

 

 ●赤じそジュースの作り方

[材料]
・赤じその葉 400g
・上白糖 1kg
クエン酸 25g
・水 2L

→最終的には2.5Lくらいの量になります。

 

1.赤じその葉を水で綺麗に洗う。結構汚れているので、念入りに。

2.鍋の水が沸騰したら、赤じその葉を入れ、煮出し、火を止める。

3.赤じその葉をとりだし、煮汁に砂糖を加え、再度、火にかけて溶かす。

ポイント:赤じその色素が煮出ると、葉が緑色になります。そうしたら、取り出します。温度はあまり気にすることはありませんが、沸騰しないようにする。

4.あら熱がとれたら、クエン酸を入れ、

よく混ぜると、赤くなりシソの色素が鮮やかになる。

ポイント:クエン酸を入れるまでは、真っ黒に近い赤黒色です。クエン酸を入れたとたんに、綺麗な赤色になります。

5.冷めてから布などでこし、よく冷やす。

 →冷蔵庫で1年くらい保存可能。

 →水などで5倍程度に薄めて飲む。

 

甘味:★★★☆☆

酸味:★★★☆☆

風味:★★★☆☆

 

さすが健栄製薬のレシピを

そのまま再現したので、

バランスのとれた味わいでした。

 

さっぱりとした紫蘇の香りと

酸っぱい爽やかなクエン酸

癖になる美味しさです。

 

一日で出来るから、

気軽で美味しいです。

 

参考レシピ:

★紫蘇(シソ)ジュースの作り方

健栄製薬 | クエン酸(結晶) | 一般消費者向け製品情報ページ

 

 本日の脇役

シュガーバイン

Parthenocissus sugarvine